今こそ「超耐久コンクリート」を
膨大なインフラの補修に耐え切れず、西暦330年コンスタンティノーブルに遷都した、古代ローマ帝国は476年、約500年の歴史に幕を閉じた。
今日インフラは劣化と地震の2つの課題に直面しているが耐震技術について日本は高いレベルにあることは東日本大震災でも証明されている。
劣化に対する補修は緒に付いたばかりである。しかし、コンクリートには未だ解っていないことがたくさんあります。
常に最新の技術と情報をもとに、実際に使ってみて良い技術なのか、良い材料なのかを検証して提供します。
安定成長、高齢化を迎えた日本は成長産業一辺倒から100年、200年を見据えた「新しい日本の形」をイメージする時にきています。
食べるものと住むところが安定すれば人は安らぐと思います。
高い保温性と耐久性を高めることで住環境は大きく前進し、人々の生活は安定します。
また、橋梁、トンネル、ダム等の土木建造物や建築構造物が耐久化することで財政は豊かになり、国民の負担も軽減できます。
コンクリートの耐久化はCO2を削減し、温暖化を抑制します。
コンクリートに用いられるセメントは石灰石を高温で焼成するとき多量のCO2を排出します。
日本のCO2総排出量 10億8175万トン (2023年)
セメントに関する総排出量 4292万トン (2021年)
年間生コン出荷量 7445万立方メートル (2021年)
生コン1立方メートル削減すると CO2を270kg削減できます。
CO2の削減は大変なことです。
世界の国々のトップは揃って経済成長を自慢げに言っておりますが、経済成長には生産するためのエネルギーが必須です。
昨年南極では20℃を超える日があり、グリーンランドの氷はなくなり、シベリアの永久凍土は解け出し、異常気象による干ばつや洪水も多発しています。
2030年までに地球の温暖化はどうなるのでしょうか。
だからこそ当社は、「コンクリートの長寿命化」に挑戦し続けます。