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コンクリートを理解して
コンクリートとは
  • 砂利と砂とカルシウムと空隙の塊
コンクリートは、セメント・砂利・砂・水で作られ、固めているのは水酸化カルシウム・ケイ酸カルシウムです。
全てのコンクリートは同じ品質ではありません。
コンクリートは配合・セメントのメーカー、砂利の産地、運搬時間、打設方法、気温、風、打設後の養生等により出来上がったコンクリートの品質は、ひび割れや凍害等の劣化が生じることになります。
よくコンクリートは何年持ちますかという質問を受けます。
上記の通りいろんな条件によって差の生じたコンクリートを一率に答えることは出来ませんし、出来上がった後の環境(海水・雨や霧、温度差、化学物質の影響等)や使用状況(歩行、車輌通行、流水等)によっても劣化、進行に大きな差が生じます。
このようにコンクリートは一見頑丈に見えますが非常に繊細な物質ですから、どんなに工夫しても、努力しても、100%完壁な劣化防止をすることは不可能です。
100年、200年、それ以上長持ちさせるに、第1はコンクリートに水を浸透させない、第2はメンテナンスを小まめに行うことが大切です。
  • コンクリートの補修材に透気性、透湿性はなぜ必要か
毛細管空隙(細孔空隙)水和反応の進行に伴う余剰水の放出と自己収縮によって出来る。エントレインドエアAE材等によって発生する極めて微細な空気。エントラップトエア生コン製造時に練り込まれる空気
コンクリートにはw/c比55%≒18%を超える空隙(空気)があり、常に温度環境に晒されることから、空隙内の空気は常に膨張、収縮を繰返し、まさに呼吸をしていると言うことになります。 断面修復や塗膜材に透気・透湿性がなければ、耐久性は確保できません。
補修材・プライマーなどそれぞれ単独の性能ではなく、一体的な性能が重要です。
1、コンクリートには約18%の空隙がある。
2、空隙中の空気は温度差によって出入りし、塩分や排気ガス等を含んだ水も吸収する。
3、コンクリートの主成分である水酸化カルシウム(Ca(OH)2)は水に溶けやすい。
4、二酸化炭素(Co2)と反応して中性化する。
  • コンクリートを最初から耐久化するには
  • 1.コンクリートに水を浸透させない
  • 2.コンクリートに炭酸ガス等の有害気体を吸収させない
  • 3.コンクリートに塩化物イオン等の有害物質を浸透させない
  • 4.コンクリート内に水、気体を封じ込めない
  • 5.W/Cの低いコンクリートを用いる
  • 6.生コン打設直後からの養生を確保する
  • 7.冬期間のコンクリート打設は温度管理を確保する
  • 8.ひび割れを発生させない